マウスピースで「閉そく性無呼吸症候群」「いびき」治療
閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)をマウスピースで治療する方法です。CPAPの使用が難しい方、症状が軽い方、外出時に使用したい方などに適した治療法です。上下のマウスピースを作製し、下あごを上あごよりも前方に出すように固定させ使用することで、舌を引き上げ上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法です。専門の医療機関でOSAの診断書・紹介状をお持ち頂ければ保険診療の適応となります。
診察の流れ
- 1.歯科医師による診察(要予約)
- マウスピース治療について医師から説明し、ご納得頂ければ治療に進みます。
また、治療が必要な歯がないかも診察します。
虫歯や治療中の部位がある場合は、治療後にマウスピースが合わなくなってしまう恐れがあるため、
治療が終了してからマウスピースを作成します。
- 2.マウスピース作製のための型取り
- 問題なければマウスピース作製のための型取りをします。
型を取った後、マウスピースが出来上がるまで10日前後かかります。
- 3.マウスピースのお渡し
- マウスピースが完成したら、お口の中で上下のマウスピースを調整しながら仮固定してお渡しします。
1週間程度睡眠時に使用して頂き、問題なく使えていれば本固定します。
顎の痛みが出た場合や症状の改善が見られなければ、何度か調整してお使い頂きます。
費用
診断書をお持ちいただければ保険適応となります。詳しくは歯科スタッフまでご相談ください。
マウスピース治療に適さない方
歯に固定する装置の為、ほとんど歯がない方や総入れ歯の方は使用できません。重度の顎関節症で口が開けにくい方や顎の痛みがある方も使用できません。